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佐藤晶と西澤孝を国会証人喚問せよ - 国政調査権で事件解明を
e0079739_13141100.jpg河村たかしに代わって火消し役のテレビ担当になった民主党役員室長の細野豪志は、口先では「真相解明が国民に対する民主党の責任履行」と言いながら、 事実を隠したまま一向に明らかにしようとしていない。この男は嘘を言っている。党を守るために巧妙に辻褄合わせを言っている。細野豪志が真実を隠して言えないのは、それを言えば前原誠司の立場が窮地に追い詰められるからだろう。細野豪志は前原誠司と一心同体の代弁者である。現時点で言えば、永田寿康と前原誠司と西澤孝の三人が微妙な駆け引きを演じている。三者とも後ろめたい暗部を持っていて、すなわち他の二者の弱みを握っていて、同時に弱みを握られているために他の二者を非難できず、他の二者の虚偽を暴露告発できない。三者が互いに庇い牽制して真相を隠している。驚くべきは西澤孝の側の強気で、仲介者であることすら全面否定していて、弁護士を立てて強力に自己防衛を貫徹している。民主党(前原誠司)はマスコミを使って西澤孝を一方的に悪者にし、永田寿康をマインドコントロールに犯された不具者に仕立てて、自己を「詐欺」の被害者のように演出して正当化している。



e0079739_1315561.jpg粗暴な名古屋弁の詭弁を振り回してその場をゴマカし、党の防衛に醜く立ち回っていた河村たかしは、ようやくその役目から解放され、執行部とは若干距離を置いた立場でモノを言えるようになって、例の「送受信アドレスが同一人物」のメールについて目撃証言を漏らすようになった。私が二日前から取り上げている問題だが、鳥越俊太郎はなぜスタジオで「河村さん、それはどこで見ましたか」と訊かなかったのだろう。河村たかしは事実を喋る用意はしていた。われわれが知りたい情報というのは具体的な事実なのであって、解釈や評価や憶測の類ではない。情報を持っている者に話を聴くときは、常に直截的に5W1Hにフォーカスしなくてはいけない。「送受信アドレスが同一」の「事実」は、先週末に民主党執行部が用意して、一昨日から公に流し始めた情報である。これは story であって truth ではない。ズバリ言えば、役員室長の細野豪志が作った「説明情報」である。すなわち、細野豪志が西澤孝に密かに接触依頼して、西澤孝がオリジナルメールのボディをコピーペーストして自分で自分に送ったメールを一本作り、それを細野豪志に転送したのだろう。

e0079739_132673.jpg党執行部と西澤孝も裏で手を握っている。民主党が西澤孝の名前を表に出せないのはそのためだ。弱みを握られているからであり、事件の発端から幕引きに入った現在まで、執行部と西澤孝はずっと水面下で連携を取り合っていて、どういう収拾と世間説明にするか共同で策を謀議しているはずだ。今回の顛末は決して永田寿康個人の暴走と蹉跌の結果ではない。最初から最後まで前原誠司とその一味が偽メール事件の全体に絡んでいる。私は確かに17日のニュースで、前原誠司が「自分も記者と会って信用できる話だと確信した」という内容のコメントを語った映像を見た記憶がある。前原誠司がその場で嘘を言ったのかも知れないし、私の記憶違いかも知れないが、これが事実である可能性も否定できないと私は考えている。つまり偽メールは前原誠司と永田寿康とフリー記者の三人で共謀して作ったのではないのか。その時期は2月初旬。堀江貴文が武部勤にカネを渡した疑惑について他にも傍証を持っていたのだろうし、まさか16日の夜に小泉首相からガセネタ発言が飛び出るとも思わず、検察からメール不在の証言が出るとも思わなかったのだろう。

e0079739_13212329.jpg16日の夜に自民党から西澤孝に圧力がかかって、二の矢の証拠提出が封じられた可能性もある。何れにしても、偽メールは西澤孝による単独の「詐欺」事件ではなくて、民主党の人間が最初から捏造に関わっていた疑いが濃厚だ。民主党が一方的な被害者だと言うのなら、なぜ真相をありのまま開示公表することができないのか。ネットの一部には原口一博に声援を送っている反小泉の者もいるが、原口一博もこの偽メール事件の部外者の存在ではない。原口一博は2月1日に西澤孝と思われるフリー記者に永田寿康と一緒に会っている。前原誠司の側近の一人であり、永田寿康とは国対仲間だったから一緒に会ったのだろう。原口一博自身が、そのとき西澤孝が二人に説明したライブドア関連の裏情報の信憑性に太鼓判を押している。西澤孝の記者としての取材力と分析力に舌を巻いて高く評価しているのだ。民主党の説明では、この後の2月6日にメールが持ち込まれるのだが、もし2月1日の面談の後で原口一博が西澤孝の経歴について少しでも調べ、人物評の情報を取っていたなら、今度の偽メール事件は未然に防がれていたと言えるだろう。

e0079739_1322976.jpg原口一博がフリー記者を信用したから永田寿康もフリー記者の情報を疑わなかった。原口一博の責任もきわめて重い。もし前原誠司が今度の質問を永田寿康ではなく原口一博に担当させていたら、今頃は原口一博が病院に入院して謝罪会見をしていなくてはならなくなっていた。民主党の若い議員たちが、いかに真面目に情報を精査していないかの証左である。民主党の若手議員、特に前原誠司の周辺でチャラチャラしている松下政経塾出身議員というのは、ただテレビに出演して顔を売って、芸能人の真似をしてカッコをつけて、ギャラを稼いで威張ることしか頭にないのだ。国の政治を本気で変えようとか、国民の生活を守ろうとか、社会の正義を実現しようとか、そんな事は欠片ほども思っていない。「テレビタックル」のスタジオも国会も区別のつかない卑俗な芸能人コンプレックスのタレント議員集団。民主党はまるで政治タレントを抱える芸能プロダクションであり、たけし軍団の永田町支店だ。お笑い芸人が一般人には許されない破廉恥や狂態が許されるように、永田寿康も自分は政治芸能人だからテレビスタジオ(国会)で何を言っても許されると思ったのだろう。

自民党は永田寿康と西澤孝と佐藤晶の三人を国会で証人喚問すべきだ。民主党が偽メール事件の真相をここまで隠し続ける以上、国民が真実を知る手っ取り早い方法はそれしかない。自民党は偽メール事件を解明すべく国政調査権の発動を要求して民主党に承諾せしめよ。
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by thessalonike2 | 2006-03-01 23:30 | 偽メール事件 (20)
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