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カテゴリ:追悼ジョンレノン (6)( 6 )
その日、世界は凍てつき悲しみに沈んだ - 二十五年前の追憶
e0079739_9171760.jpgキャバーンクラブが防衛庁前から芋洗坂の方に移ったのは、ちょうどバブルのピークを迎えた頃だった。最初にキャバーンクラブを訪れた当時、全国にまだこの店一軒だけしかなかったと思うが、その後、全国各地に同じような店ができた。芋洗坂に引っ越して店の内装がすっかり変わってしまい、がっかりした記憶がある。防衛庁前の店は、中がリバプールのオリジナルの雰囲気をよく醸し出していた。椅子は長く座っていると腰が痛くなるような硬い木で、テーブルもシンプルで、私はリバプールには行ったことはないけれど、ロンドンの地下のパブで見たものと同じだった。キャバーンクラブはいつも混んでいて、早く行かないと席に座れず、入店するのに一時間くらい待たされたから、常連になってからは開店前に店の入口で並ぶようになっていた。12月8日には必ず行っていて、午後6時頃に店の前に着いて暫くコートのまま立ち並んで、他の客と一緒に「スタンド・バイ・ミー」を歌って時間を潰したことを思い出す。金曜日の夜は開店と同時に入り、閉店する朝の5時までずっと店の中にいた。

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by thessalonike2 | 2005-12-13 23:30 | 追悼ジョンレノン (6)
二十五年目の回顧と追悼 - ジョンが生きていてくれたらを想像する
e0079739_115142.jpg一報が入ったその日、何故だかわからないが自然に仲間同士で集まり合っていた。「おい、ニュース聞いたか、今からそっちへ行くから」という感じで、二人三人と寄り集まって、肩を寄せ合うような具合になっていた。ネットもない時代で、情報交換というほど各自が多くの情報を入手していたわけでもなく、ただジョンが死んだという大きな衝撃を受けた日に、一人でジッと動揺と向かい合って時間を過ごすことはできなかったのだ。一緒に話し合う仲間が必要だった。みんな若くて、何でも話し合える仲間で、そしてジョンが好きな男ばかりだったから。その頃の若い日本人というのはそういう人間たちだった。われわれの世代の精神のカーネルには間違いなくジョンレノンの作品と思想がある。カーネルには阿久悠の影響もある。手塚治虫もある。梶原一騎と小池一雄もある。だがジョンレノンの影響が決定的だということは、他の影響者たち以上に躊躇なく名前を挙げられるに違いない。

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by thessalonike2 | 2005-12-12 23:30 | 追悼ジョンレノン (6)
The Luck of The Irish - 二十五年目の追悼を見送りながら
e0079739_13414015.jpgジョンレノンの曲は全部好きだが、その中で特に触れたいのは「ラック・オブ・ジ・アイリッシュ」で、この曲が長い間ジョンのベスト盤の選曲から洩れていたことが、消費者としての私の不満だった。最近ようやくその不具合が解消されたという情報を耳にして、それは一般にはとても結構なことなのだけれど、個人的には時すでに遅しの感が強く、痛痒な思いを禁じ得ない。いい感じの曲と詞なのである。特に歌詞がよくて、ジョンは詩作の天才だが、韻がいい。最初の一節では Irish、wish、should、Englishが並び、摩擦音(sh)の連続が印象的な響きを醸し出している。二節目にはthousand、hunger、land、wonder、brigands、Goddamn が配され、撥音(an)が反復されている。特にlandが句末から句頭に連続して引き継がれ、この技法が万葉集のようで、私の心を蕩けさせ興奮させる。一節目に並ぶ「sh」の摩擦音は、日本語ではあまり耳にしない刺激感があり、それが続けて耳に刺すように感じると、何か不吉な予感がするのだが、実はそのジョンの不吉な摩擦音の連発は、作品のモチーフとメッセージを暗示していることに気づくのである。

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by thessalonike2 | 2005-12-11 23:30 | 追悼ジョンレノン (6)
Don't Let Me Down -  ビートルズ解散前のジョンとポール
e0079739_14232049.jpg
わたしも、防衛庁前のキャパーンクラブには、オープン当初から通っていました。確か、ジョンの悲報の翌年にオープンしたような...。まだその頃はそんなに混んでおらず、わたしも仕事の帰りに1人で行ったりできる癒しの場所でした。その頃から、Lady-Bugの演奏は抜群で チャックさんのベースが、ポールのように凄かった! 歌も、世界中のどのコピーバンドより群を抜いて上手い!、と今もって断言できる。今度、わたしの住んでる町に、The Bootleg Beatlesが来て家族で見に行くけれど、またまたチャックさんの上手さを再認識するんだろうなあ...。芋洗坂には、1、2度行ったっきり。あの頃のキャバーンが懐かしい。

上のような嬉しい投稿を頂戴した。防衛庁前のキャバーンクラブにはいい感じの固定客が多かった。毎回、何度目かのステージで必ず「バースデー」が演奏され、その日が誕生日のお客の名前がステージで読み上げられ、店からスペシャルなフードメニューがプレゼントされた。「バースデー」の時間になると硬い床を右足でガンガンやったものだから、私のスリップオンの踵はそれで確実に何ミリか磨り減った。懐かしい。

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by thessalonike2 | 2005-12-10 23:30 | 追悼ジョンレノン (6)
追悼補遺(1) - ジョンが生きていたらイラク戦争は阻止できていた
e0079739_13512026.jpg今日も頂戴した投稿をご紹介する。前の記事で、私はニ年前の日比谷公園のイラク反戦集会への参加を2月と書いたが3月8日の誤りだった。この日の集会が国内最大規模であったことは間違いない。ネットで見ると四万人と書かれている。2月15日はロンドンで百万人の大集会があり、この数字が世界の人々を驚かせた。日本ではイラク反戦は盛り上がらなかった。せめて十万人の動員はあってもよかった。締め出された野外音楽堂の中では辛淑玉と吉岡忍が貧弱なアジ演説をしていたけれど、辛淑玉と吉岡忍の話などカネを貰っても聞く気はしない。せめて辺見庸をシンボルとして立てて人を集めるべきだった。主催者はWORLD PEACE NOWだったが、この組織の顔がよく見えない。一生懸命に素人っぽさを演出し、国際連帯を強調し、政治臭を抜くことに腐心していたように見えたが、私の彼らへの感じ方は辺見庸のそれと同じだった。ベ平連が成功したのは、組織論云々の問題よりも、そこに開高健や小田実や鶴見良行などの一騎当千のカリスマがいたからではないのか。人物がいなければ運動は絶対に成功しない。

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by thessalonike2 | 2005-12-09 23:30 | 追悼ジョンレノン (6)
追悼補遺(2) - ダコタアパートの前を通った頃
e0079739_10454253.jpg下のような投稿を頂戴した。「世に倦む日日」には海外からのお便りが多い。多いだけでなく、海外からのお便りの方に熱がある。熱はきっと危機感なのだろう。日本を愛し、日本のことを深く心配しているのだ。現在の日本と日本人がどのような存在であり、どのような状態であるかは、中にいる人間よりも外にいる人間の方がよく見えているのに違いない。例えば、後世に歴史となって書かれる日本の、ここ二十年間の姿というのは、その「歴史像」は、国内にいる者より国外にいる者の方が正確に見通しているだろう。人材は外にあり内になし。その感を強くする。今の日本人は自らの知性と品格のレベルを落とす集団自殺行動みたいなことを一生懸命やっている。自分たちの能力と可能性を落として無能者に近づく運動をやっている。誇りを失うことが目標であるかのような生き方をしている。誇り高く生きようとする人間の足を引っ張ることばかりやっている。志(こころざし)を持っている日本人は、皇室と海外居住者だけなのではないか。

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by thessalonike2 | 2005-12-08 23:30 | 追悼ジョンレノン (6)
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