本と映画と政治の批評
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カテゴリ:反小泉ブロガー同盟 (5)( 8 )
改革ファシズムを止めに行こう - 銀のブログの背に乗って
e0079739_14205521.jpg今度の総選挙で与党小泉政権は衆院で三分の二超の議席を占め、さらに野党民主党の翼賛転向を得て、フリーハンドで新自由主義革命を推進する合法的政治権力を得た。小泉首相と竹中平蔵はこの「構造改革の神聖権力」で、新自由主義が目的とする日本国内の二極化をさらに徹底させるべく、戦後日本がこれまで達成構築してきた福祉制度の破壊に狂奔している。OECDの昨年末の報告によれば、日本は一世帯あたりの平均所得(476万円)の半分以下しか所得のない貧困世帯の率、いわゆる貧困率が全体の15%を超えていて、この十年でニ倍近くに膨らんだ。この数字はOECD加盟27カ国中5位の数字であり、先進国の中では日本は米国に次いで二番目に貧困率の高い国となった。英国の11%よりはるかに高い。ドイツは8%だ。信じられない現実である。この恐るべき格差社会はバブル崩壊後の企業のリストラと企業のリストラを扇動した政権の新自由主義政策によって齎されたが、竹中平蔵は15%の貧困率ではまだ不満の様子で、米国に並ぶべく貧困化政策の鞭の手を緩めない。

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by thessalonike2 | 2005-10-11 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
反小泉「左右共闘」の意味と論理 - 多数を結集するリアリズム
e0079739_13503414.jpgウェーバーは「政治をする者は権力の中にひそむ悪魔の力と手を結んでいなければならない」と言っている。政治のリアリズムの真実を射抜く言葉だと思われるが、さて、日本の右翼の人々から見れば左翼は悪魔だろうし、逆に左翼の側からすれば右翼は悪魔そのものだろう。政治とは同意を調達し、合意を形成し、多数を組織することである。それが政治である以上、多数を制して権力を得るためには、常にあらゆる悪魔と手を結ぶ覚悟と意思を持ち、想像力を駆使して可能性を描く必要がある。関連すると思うが、田中角栄は「政治は力、力は数、」と言った。短い言葉だが政治の本質を見事に言い当てていて、この言葉は永遠に日本人の中に残る。その派閥を後継した金丸信は「政治は妥協だあ!」と叫んだ。無頼で無学な金丸信らしい一言だが、この言葉もやはり正鵠を射ていて、あのビスマルクの「政治とは可能性の芸術である」の古典的格言に通じる。不倶戴天の敵であった薩摩と同盟して革命を成功させ、新政権においては二人三脚で藩閥専制を続けた長州の事実を思うべきだ。

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by thessalonike2 | 2005-10-06 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
胸いっぱいのエンドースメントをありがとう
e0079739_1515810.jpgTBでエンドースメントのメッセージを送ってくれたブロガーの皆様に心から感謝の言葉を送りたい。読みながら思ったのは、志(こころざし)を持った優秀な人たちが何人も何人もいるなあということで、日本もまだ捨てたものではないことを考えさせられた。メッセージひとつひとつに個別に答えたいことはたくさんあり、またそれが呼びかけ人の礼儀だとは思うけれど、まず総論的なところを先に申し上げよう。私はネットの中に世論の力を作りたいのであり、それが今どうしても必要だということだ。これは300bpsの無手順通信が始まり、カプラでアスキーネットに繋いだ二十年前からの私の夢だった。多数者による支配というデモクラシーの矛盾律の理想、それを実現するのは、少なくとも理想に現実を近づけるのは、手段としてのComputer & Communication の生産力水準とそれを使いこなす市民ではないかと思ったのが二十年前の昔のことで、私はその理想と言うか思想から、年をとった今でも完全に離れられない。言うまでもなく、その考え方の基礎にはマルクスの生産力論と個体的所有論の理想主義がある。

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by thessalonike2 | 2005-10-05 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
STOP THE KOIZUMI - 改革ファシズムを止めるブロガー同盟
e0079739_144772.jpg「小泉改革」の政治に抵抗し抗議するブロガーのネットワークを呼びかけたい。と思ったのだが、それでは一体何をやればいいのか。思い返せば、私には政治の経験が全く無い。地域での身近な署名活動みたいなものさえ参加したことがなく、あらためて自分が政治的な組織や運動とは縁の遠い存在であることを思い知らされた。仕方なく、何かネットで提案して実行できるアクションはないかと考え、とりあえず反小泉のバナーを作って貼り付けることを呼びかけてみようと思い立った。プリミティブだが、動きが広まれば面白いアクティビティになるのではないか。善は急げで、拠点となるブログを一個別に作ってみた。全てはBlogでなければならない。HPでは駄目だ。ここを反小泉のバナーの収集、展示、配布の基地とし活用し、ユニークな画像やバナーをストックする。バナーを貼ったブロガーにはTBで連絡してもらい、トップページに運動に参加したブロガーの名前とブログ名を載せ連ねて行く。

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by thessalonike2 | 2005-10-04 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
「改革ファシズム」阻止の政治へ - 新自由主義革命へのプロテスト
e0079739_15293853.jpg志士の夢を見るにはやや枯れた年になってはいる。曹操が「駿馬は老いて厩(かいば)に繋がれても志は千里を走る」と読んでいて、いつの頃からか、その詩の気分に寄り添う自分を感じるようになっていた。けれども、本当に、何事も「隗より始め」ないと始まらないというのは絶対的な真実であり、隗より始めるためには若返らないといけない。自分はまだ若いのだと自分に言い聞かせて信じなければいけない。「革命の初動期は詩人的な予言者があらわれ、「偏僻」の言動をとって世から追いつめられ、かならず非業に死ぬ。松陰がそれにあたるであろう。革命の中期には卓抜な行動家があらわれ、奇策縦横の行動をもって雷電風雨のような行動をとる。高杉晋作、坂本竜馬らがそれに相当し、この危険な事業家もまた多くは死ぬ。それらの果実を採って先駆者の理想を容赦なくすて、処理可能なかたちで革命の世をつくり、大いに栄達するのが、処理家たちの仕事である。伊藤博文がそれにあたる」。(文春文庫 第二巻 P.148)

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by thessalonike2 | 2005-10-02 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
無党派層の真実(2) - 「政事の構造」
e0079739_1433875.jpg丸山真男は『政事の構造』ので、政事=祭事とする従来からの俗説は間違いだと言っている。古代日本語の「政事」はお祭りの「祭事」とは関係なく、本当の由来は「奉仕事」にあり、すなわち日本人にとっての政治(政事)の本質は、臣(官僚)が君(天皇)に奉仕する、または奉仕を献上するところにあるという見解を述べている。政事を祭事と峻別して、その語源を奉仕事に収斂させる丸山真男の政事論は、その根拠を本居宣長の学説(「古事記伝」)に置いているようなのだが、当の本居宣長自身は、天皇が神々から奉仕を受ける「祭事」も、天皇が官僚から奉仕を受ける「政事」も、「まつりごと」として根本は同義であると言っている。「奉仕事論」の視角から日本の政治意識の本質を解き明かして行く丸山真男の議論は説得的で、何度読んでも惹き込まれて、肯首と納得と覚醒のうちにあっと言う間に論文の最後に到達してしまうのだが、最初の「まつりごと」の語義については、やはり「政事」と「祭事」は根本のところで同じなのではないだろうか。

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by thessalonike2 | 2005-09-30 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
「自民党は分かりやすかった」の構造 - 客観認識と価値判断
e0079739_1155174.jpg「自民党の政策の方がわかりやすかった」という言説には三つのフェーズがある。第一はマスコミが見せる小泉劇場の演技と演出に説得され、その演出政治が強調する善悪の対抗図式を単純に「わかりやすい」と判断して、深く考えることなく「祭事」に踊らされてしまった無党派の者。第二は従来からの自民党(保守系党派)支持者であり、小泉自民党への支持を表明する上で便利な口上として「わかりやすい」を口にする者。第三に、それが本当は「わかりにくい」ものである政治的事実を十分に承知しながら、小泉自民党を勝利させるための言説装置として「わかりやすい」を意図的に連発して世論を誘導した確信犯のマスコミである。「郵政民営化」の政治というのは決して「わかりやすい」問題ではなかった。選挙中を通じてそれを理性的に論理で全体を説明した者は一人もいない。選挙中に「郵政民営化」をめぐって放たれた言葉は、悉くスローガンであり、ディベートであり、票を奪い合うための政治言語だった。エコノミストである松原聡や伊藤洋一の「郵政民営化」こそが、最も政治臭を放つ操作と扇動のプロパガンダだった。

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by thessalonike2 | 2005-09-27 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
「無党派層」の真実 - 自民党は本当に「分かりやすかった」のか
e0079739_11561522.jpg今回の選挙を通じてずっと心に引っ掛かっている問題として、「自民党の方が政策が分かりやすかった」「小泉首相が争点を明確にしたから分かりやすかった」という話がある。テレビの報道番組が街を歩く若者にインタビューをして、選挙結果に対する感想を拾った映像で、この回答パターンがよく使われる。「自民党の方が分かりやすかった」、「分かりやすかったから投票した」。選挙結果確定後の現在は、そのことが既成事実として完全に塗り固められている。自民党は分かりやすい政策を主張したから有権者に理解され、民主党は逆に分かりにくい事ばかり並べていたという結論になっている。本当にそうだったのだろうか。本当に小泉首相と自民党の主張や政策は「分かりやすかった」のだろうか。そのようにマスコミや評論家が選挙の「事実」を固めるのを許してしまっていいのか。投票の一週間前までは、逆に「自民党の郵政民営化論は分かりにくい」とか、「何を言っているのかよく分からない」という声も拾われていたはずだ。五分五分だった。

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by thessalonike2 | 2005-09-25 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
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