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カテゴリ:民主党・ ポスト小泉 (15)( 16 )
千葉補選の勝利者はマスコミ - 二大政党制護持のプロパガンダ
e0079739_15433768.jpg今回の衆院千葉7区補選の選挙結果を誰よりも喜んでいるのは、小沢民主党への期待を煽り、二大政党制の護持のために公共の電波で必死にプロパガンダを続けたマスコミだろう。今朝の岸井成格の安堵した表情が印象的だった。この選挙で敗北すれば、自分たちが人生を賭けてこの国に構築してきた神聖な二大政党制の政治体制が崩壊する。「政治改革」は失敗だったという結論になる。民主党代表選挙前後からのマスコミの二大政党制擁護のプロパガンダは凄まじかった。私が驚いたのは、代表選の直後に上がった千葉7区補選の「民主党候補優位」の情勢分析報道である。共同通信だったか、毎日新聞だったか忘れたが、4/10か4/11頃にはその世論調査結果が速報されていた。代表選が4/7で、そこから猛烈な小沢支持キャンペーンが始まり、一瞬の裡に民主党の支持率が11%から18%にハネ上がったが、さらに間髪を置かずに千葉7区補選の「民主党候補リード」報道が情報発信された。マスコミの力は実に絶大だ。

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by thessalonike2 | 2006-04-24 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
小沢一郎の政治 - 政治はゲームなのか、国民は道具なのか
e0079739_1214234.jpgいつもは二言目には「マスコミに踊らされてはいけない」と言うのが口癖の良識派市民の面々が、今回は小沢一郎の民主党に熱く期待を寄せる世論の一部に積極的に参加している。この態度や言動は「マスコミに踊らされている」ことにはならないのだろうか。小沢一郎が新しく言い出した「政策理念」を評価するときは、耳に響きのいいコトバに心情共鳴して直截的に納得するのではなく、せめてその前に、この記事ほどの検証作業を経て態度決定を考えるのが成熟した市民の政治的感覚というものだろう。マスコミに踊らされて小沢一郎に期待を寄せた者たちは、いずれ遠くない時期に期待を裏切られて挫折感に苛まれることになる。結論的に言えば、小沢一郎が言葉で用意する「政策理念」というものは、基本的にテンポラリーな「方便」であり、政権獲得という目的のための手段である。政権獲得が常に目的であって、政策理念は有権者の支持を調達するための手段の言葉(文字列)であり、すなわち「対立軸」を強調し演出し説得するためのスローガンなのだ。

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by thessalonike2 | 2006-04-12 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
民主党の「政党崩壊」と新経営者小沢一郎のマネジメントスキル
e0079739_11212494.jpg民主党議員にとって小沢一郎を代表に選んだことの失敗は、小沢一郎にマネジメントスキルがないことである。この点について民主党議員や党関係者は後で後悔することになるだろう。マネジメントスキルを比較すれば明らかに菅直人の方が上だったはずだが、そういう問題にはあまり思考が及ばなかったに違いない。この辺りにも民主党の限界と危機意識の欠如があらわれている。偽メール事件で露呈したように、民主党の現状というのは、言わば「政党崩壊」の状態にあって、正常な政党集団として機能していない。学級崩壊した小学校のクラスと同じで、教室の中は滅茶苦茶であり、個々の生徒が席を離れて勝手に歩き回ったり、無秩序に大声で騒いでいる。教師としてクラスを纏め統率するべき立場の党首の前原誠司は、お気に入りの子分衆を側に集めて身内だけで「学級ごっこ」をやっていた。「改革競争」のママゴト遊びに耽っていた。

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by thessalonike2 | 2006-04-11 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
一日で終わった「挙党態勢」 - 小沢一郎の無能と独善と無責任
e0079739_1227858.jpg私の予想どおり、小沢一郎は菅直人を幹事長に据えなかった。代表代行は名前だけで実権はない。民主党の挙党態勢は代表選当日の一日だけで終わった。菅直人が幹事長ポストから外れたら挙党体制にも挙党態勢にもならない。小沢一郎の対立候補に投票した全体の四割ほどの議員の意思は完全に無視された形になるからだ。小沢一郎と菅直人の2トップ体制を組んではじめて挙党態勢の実現と言えるのであり、それは朝日新聞が必死で奔走し周旋した青写真でもあった。小沢一郎は朝日新聞の理想とする挙党態勢を蹴り、自分の理想の方を選んだわけで、もともと代表選は小沢一郎の本意ではなかった。小沢一郎にとっての今回の挙党態勢とは、全員が土下座して小沢一郎を仰ぎ迎え、小沢一郎の超然たる絶対権力を認める図式であり、代表選挙だの、立会演説だの、多数派工作だのは、面倒くさくて不本意きわまる想定外の煩事だったのだ。代表代行ポストは小沢一郎にとっては「話し合い」を邪魔した菅直人に対する当然の報復であった。

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by thessalonike2 | 2006-04-10 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
「挙党態勢」と「挙党体制」の間 - 民主党代表選の政治の裏側
e0079739_126853.jpg昨日あたりから民主党のそれを表わす四字熟語が、急に「挙党体制」から「挙党態勢」に変わったように感じたのは私一人だけだろうか。私が漢字を間違ったのかなと気になって調べたらそうではないようだった。読売新聞とTBSは「挙党体制」を使っている。「挙党態勢」の方は、朝日、日経、産経、NHK、テレ朝と多く、多数に倣ってブログでも「挙党態勢」の方を使うことにするが、この二つは言葉の意味が少し違う。今回の政治ニュースについては、「挙党態勢」でも「挙党体制」でも、どちらを使っても間違いではないと思うが、どれだけの報道関係者がその言葉の意味の差異を敏感に捉えているだろう。二つを使い分けている人は多くないはずで、「体制ではなくて態勢が正しいのかなあ」と感じる程度が普通の記者の言語的感性ではないか。「挙党体制」はスタテティックでストラクチャードな意味が含まれるが、「挙党態勢」はダイナミックでテンポラリーなものである。時間軸の長さが違う。「体制」は長い時間続くものだが、「態勢」は言わば瞬間的なものでよい。

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by thessalonike2 | 2006-04-07 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
欲望と虚栄の寄せ集め集団 - 末松義規立候補の陳腐と噴飯
e0079739_11385268.jpg民主党の代表選挙で盛り上がっているのは一部のマスコミだけで、国民の多数はシラケて傍観しているように見える。これを民主党の「出直し」だの「再生への一歩」だのと演出し宣伝しているのはテレビ朝日とTBSだけで、テレビの中でも日本テレビやNHKの視線と取扱は冷ややかなものだ。私自身も民主党に再生の機会を与えたいなどとは全く思わない。テレビを見ていたら、またあの松下政経塾の原口一博がいけしゃあしゃあと出ていた。偽メール事件のまさに渦中の疑惑人物なのだが、本人にはそんな立場意識は微塵もないらしい。2/27のTBS「朝ズバ」のスタジオで、原口一博は西澤孝に初めて会った日を2/1だと証言していた。だが、この証言は真っ赤な嘘で、私は週刊文春の記事を根拠にブログで原口一博が西澤孝に議員会館で面会した日を1/26だと指摘していたが、その記事を民主党がチェックしたのかどうか、案の定、検証報告書では原口一博は1/26に西澤孝と面会している。原口一博は国民の前で嘘をついたことになるが、責任は問われないのか。

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by thessalonike2 | 2006-04-06 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
民主党はなぜ女性から支持されないのか - 男性18%・女性9%
e0079739_1211392.jpg毎日新聞が4/1と4/2に実施した世論調査では、民主党の支持率は2月の前回調査から8ポイント下落して12%になっている。偽メール事件の結果、民主党に対する支持者の幻滅が一気に広がって数字にあらわれた。間もなく代表選挙があるが、そこで新代表が選ばれてマスコミ演出で挙党体制と反転攻勢をアピールしても、一体どれだけ支持率が回復することだろうか。私には甚だ疑問だ。しかも新代表の名前が菅直人や小沢一郎では暫くの間は支持率の回復は望めないだろう。偽メール事件の影響というのは測り知れないほど大きいものであり、この事件が国民に与えた政治不信の深刻さの度合いをマスコミは正しく評価し報道していない。それはマスコミに登場する評論家や学者が並べて自民党政権の支持者か、あるいは民主党議員と身も心も一体の政治貴族のスポークスマンだからである。危機感がないのだ。偽メール事件は単に民主党への信頼が失われただけではなく、国民の政治への信頼と期待を根底から突き崩した。

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by thessalonike2 | 2006-04-04 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
親方二大政党制の政治貴族 - 政治改革学者はどう弁明するのか
e0079739_1754714.jpg3/6の「ニュース23」に出演した田勢康弘が、「民主党の人というのは、皆、とてもエリートで、顔がきれいで、いかにも優秀そうに見えるけれど、こんなに判断力がないのかと今回の事件で痛感させられた」と語っていた。田勢康弘は普段は自民党政権や経団連の代弁者となって、支配層の情勢認識や政治感覚を国民にダウンロードして「常識化」させるのが仕事だが、この日のコメントは一般大衆の偽メール事件に対する認識や感覚をよく代弁したものだった。同感だ。民主党の若い国会議員は、何か小学一年生のお揃いのランドセルのように、ピカピカの学歴を持っていて、そしてまた選挙で女性票に耐えられるように事前に審査を受けたようなルックスを持っているのが少なくない。東大・京大・米学留学・松下政経塾・元官僚・元弁護士・元新聞記者といったキラキラしたキャリアを棚引かせたエリートが多く、テレビ出演するときは、例えば松下政経塾何期卒のブランドを必ずプロフィールのテロップに挿入させるようにしている。

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by thessalonike2 | 2006-03-17 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
小泉チルドレンの政治 - 芸能と政治の溶解、お笑いキャラクター
e0079739_14493733.jpg戦争と政治の境界が未分離になり、戦争の継続が平和の維持とされ、戦争が永続化し常態化する世界こそが<帝国>の時代の特徴だと言うネグリの戦争論に着想を得て、そこから考え起こした問題は、政治と芸能の境界がなくなり、政治と芸能がマスコミという容器の中で限りなく癒着し溶解している日本の政治的現実だった。無論、この傾向は最近に始まったものではなく、私がものごころ着いた頃から始まっていた問題で、丸山真男もどこかで、「文化人」という言葉を媒介にして、知識人が芸能人化し、芸能人が知識人化しつつある時代の状況を痛烈に批判していたが、特にこの二十年間は、政治家がテレビタレントになってテレビ番組で政治活動する場面が際立つようになっていた。昨年の夏から始まった小泉チルドレンのテレビ出演の様相は、殆どその極致と言うか末期的な印象がある。自己紹介の中で音楽プロダクションのオーディションへの応募と受賞の経歴を必ず披露する川条志嘉などにおいて、政治も芸能も世界は一つで区別はないのだろう。

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by thessalonike2 | 2006-01-06 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
民主党の「政権交代」と「対立軸」の分析 - 菅直人と前原誠司
e0079739_12244768.jpg民主党というのは常に自民党との対立軸をどうするかで悩んでいる。十年間、毎日毎日、自民党との違いは何かを自問自答して悩み続けている。対立軸を言葉で表現するのに四苦八苦している。そして対立軸を表現する言葉なるものは、基本的に曖昧なまま、時間の経過とともに次々に変化して行って、恰も商品を宣伝するCMコピーのような内実と様相になっている。最近の民主党は、福祉国家でも新自由主義でもない第三の道という表現で党の基本路線を訴求するようになったが、この概念はつい最近のもので、いかにも政策スタッフの誰かが鉛筆を舐め舐めして創案したプロモーショントークの如き印象があり、説得力が薄く、言葉に信頼感や安定感がない。あとニ年もすれば党内で誰も言わなくなる言葉であり、二年前はあんな言い方をしていたなあと(前原誠司の顔とともに)回顧されるような瞬間的で泡沫的な政治言語である。見たところ、代表の前原誠司自身が、それほど一生懸命に「第三の道」に執着しているようには見えない。

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by thessalonike2 | 2005-12-20 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
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