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カテゴリ:改革ファシズム (14)( 14 )
英語ファシズム(2) - 欧州に駐在するビジネスマンからの投稿
e0079739_11482299.jpg英語ファシズムの問題について、さらに続けて、海外に駐在してお仕事されている方からご意見を頂戴したので転載して紹介させていただく。回答というわけではないけれど、ひとつ思い浮かぶのは中国で、中国も恐らくエリート層はどんどん英語にシフトしているのは間違いないはずだが、中国の国内には改革開放を担ってきた数多くの日本語エリートの存在があり、そして日本企業の大陸進出を支えている若い日本語エリートがいる。中国にはTOEICのような(政府による)日本語検定制度があり、毎年それに何十万単位の人間が受験して資格取得に励んでいる。それは日本にとっては本当に大きなポテンシャルであり、無形海外資産(国富)であり、これを活用しない手はないと私は思っている。少し話が英語ファシズムから飛躍するが、早く日中関係を正常化して東アジアに共通通貨圏を作ること。那覇に中央銀行を置いてマハティールを総裁にすること。副総裁は榊原英資。それをやれば、少なくともドルという武器を無力化して新しいルールブックを持つことができる。共通通貨の名前は「ウェン」または「アジア」でどうか。

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by thessalonike2 | 2005-11-27 23:30 | 改革ファシズム (14)
日本とは何か - エスニシティの均質主義と経済パフォーマンス
e0079739_9424615.jpg以前に新聞記事で読んだ話だが、民主党代表に就任した前原誠司が外国人労働者の受入を自由化して日本経済を活性化すべしという主張を持論にしているということだった。いかにも過激な新自由主義者である前原誠司らしい極端な議論だが、竹中平蔵と前原誠司の二人が組めば、案外簡単に出入国管理法と外国人登録法を改正して、フリーパス・フリーステイの日本社会を実現してしまうかも知れない。前原誠司は要するに日本を米国のようにしたいのであり、米国のような国のかたちにすればそれが日本の繁栄と幸福であるという信念を持っているのだ。日本を移民の国に改造して、移民のエネルギーとパワーを経済発展の基礎的な原動力にしようという発想である。安直きわまる考え方というほかないが、米国留学組で現在の日本の支配者になりつつある英語エリートにはこの社会政策の支持者が多い。英語はできないが「勝ち組」のカリスマ的存在である堀江貴文も恐らく同じだろう。

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by thessalonike2 | 2005-11-26 23:30 | 改革ファシズム (14)
英語ファシズム - 米国に留学する読者からの投稿のご紹介
e0079739_113382.jpg今日は米国の大学に留学されている方から秀逸なご意見を頂戴したので、ご本人の承諾を得てそのまま転載させていただくことにした。アクセス解析の示すところによれば、海外の大学からこのブログをお読みになられている読者が少なからずいる。石川啄木的な「ふるさとの訛りなつかし」なのだろうか。英語ファシズムという言葉は初めて聞いたけれど、斬新で説得力がある。英語ファシズムの中で日本の国富が収奪され、文化が破壊され、日本人が「束」になって自己卑下して米国に闇雲に(フリとして)隷従している実感が確かにある。日本語に自信と誇りを持てなくなったら日本人は終わりだろうと思うが、現在のようなグローバル時代に若い世代の日本人が日本語に誇りを持てるようにするにはどうしたらよいのだろうか。私の印象を言えば、たしかに最近の日本語は薄く軽くなっている。思考したり技術したりする概念と構文の言語的役割を英語に委ねつつあり、単にプリミティブな感情を表出するだけの私生活レベルの生活語に転落しつつあるように見える。

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by thessalonike2 | 2005-11-25 23:30 | 改革ファシズム (14)
日本語だけで完結できる先進国日本 - 『翻訳と日本の近代』から
e0079739_1350677.jpgイニシアティブの日本改造の問題というのは、個々人のレベルでは英語のシステムに参加するかどうかという問題につきる。現在の日本では知識や教養はなくても多少の英語の会話能力があれば年収一千万円の職に就くことが可能であり、すなわち、「勝ち組」と「負け組」の分岐はシンプルに英会話のスキルという問題に収斂するはずだ。米国がわずか十年の時間で日本を植民地化できたのは、米国に高度な産業技術があったからではなく、標準言語としての英語と標準通貨としてのドルを持っていたからである。英語とドルの二つが武器であり、この二つの武器で米国は16世紀のピサロのようにやすやすと日本の富を奪い取った。自身の成功と保身のためにイニシアティブに協力し、日本の産業の解体と国富の盗奪に手を貸した英語エリートたちは、関岡英之を読んで何を思っているだろうか。現在も積極果敢に売国に手を貸している前原誠司や長島明久は何を思っているのだろうか。今の日本はアヘン戦争に負けた後の清と同じだ。

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by thessalonike2 | 2005-11-20 23:30 | 改革ファシズム (14)
『拒否できない日本』をめぐる雑感 - 89年から99年の頃の日米
e0079739_20292553.gif関岡英之の『拒否できない日本』を読みながら、いろいろなものが走馬灯のように頭の中を駆けめぐる。それらを一つ一つ整理して構造的に論理化し、本格的に対象化したいのだけれど、なかなかそれができない。能力の問題もあるが、それ以上に、駆けめぐっている中身が、その中心にあるのが自分自身の実体験そのものだからだ。米国のイニシアティブによる日本改造の現場に身を置いていた人、現在も身を置いている人は多いだろう。アクセス解析が微かに伝えるブログ読者のプロフィール情報は、私にそのことを確実に連想させる。「世に倦む日日」読者はエリートが多い。エリートであればあるほど、90年代後半から現在までの十年間は、米国のイニシアティブ活動と関わり、イニシアティブにお付き合いしてきた十年間であるはずだ。この問題を考え始めると疲れて溜息が出る。それは陰謀とか謀略とか言う前に、個々人にとってシステムなのだ。生きて行こうとすれば身を関与させざるを得ぬ(生活に直結する)システムなのである。

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by thessalonike2 | 2005-11-19 23:30 | 改革ファシズム (14)
関岡英之の暴露 - 『拒否できない日本』 とエリートの日本不信
e0079739_12131883.jpg話題の関岡英之の『拒否できない日本』を読み始めた。ひとまず第2章まで読み終えて簡単に感想文を試みる。内容も素晴らしいが、特に印象に残ったのは文章の巧さで、非常に読みやすく、わかりやすい文章が書かれていて感心した。61年生まれの44歳。この世代の書く文章にはバラつきがある。この世代より下だと大概は苦痛を覚悟して読まなければならない。だから私などは聞いたことのない著者名だとどうしても敬遠してしまう。この人は例外で、例外たる人を発見したことの喜びは大きかった。学生時代によく本を読んで勉強をした人間でないと、こういう文章は書けないものだ。プロフィールの欄に第七回蓮如賞受賞の賞表があり、この点にも注目させられた。中身は素晴らしい。ひょっとしたら社会科学の古典になる可能性すらある。現在の日本にとって最も重要な問題視角であり、時代の真実の暴露である。精神の力業で見事に時代を持ち上げて暴露している。知性による告発。よくここまで頑張ったと拍手を送りたい。

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by thessalonike2 | 2005-11-18 23:30 | 改革ファシズム (14)
佐藤優のファシズム論 - 岩波「世界」11月号の「民族の罠」から
e0079739_12253723.jpg少し前に、これからの日本の論壇でファシズム論が盛んになり、たとえば神田の三省堂本店の四階あたりにノイマンやフロムやアレントや山口定が戻って来るのではないかという予想を述べたことがある。「世界」11月号を読んでいたら、佐藤優の「民族の罠」という連載があり、それを読んで一層この思いを強くした。政治学が再びファシズム研究に挑戦しなければならない時なのだ。この号に載っていたのは「民族の罠」と称する論文の第五回で、私は過去四回までを一切読んでいないのだが、まさにファシズム論である。大学の学部の講義で言えば、ファシズム論の二回分から三回分の内容が、かなり凝縮された形で整理されて並べられている。11月号の第五回目の連載は「世界」で11ページだが、紙幅の分量に較べて企図した議論内容が大きく、研究した素材の咀嚼と自らの理論構築の間で少し窮屈になっている感も否めない。「世界」編集部は佐藤優にさらに連載の延長、すなわち紙幅増大を約束したようで、以降の展開が大いに楽しみである。

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by thessalonike2 | 2005-11-14 23:30 | 改革ファシズム (14)
借金は返せる、その根拠(3) - 働いて納税する人間が働いてない
e0079739_167937.jpg借金は返せると考える根拠を三点ほど紹介してきた。ブログの読者の一人からメールを頂戴して、今は借金を無理に返すデフレ政策(緊縮財政政策)ではなく、むしろリフレと財政出動を組み合わせてデフレ退治をする方が先決であるという主張をうかがった。最近はあまり聞かなくなったが、私の理解では野村総研がこの立場だったような記憶がある。植草一秀は個人消費を回復させるための積極財政を唱えていた。国の借金の問題については、竹中平蔵と石弘光の消費税増税と人頭税導入の二極化政策で解決を図る新自由主義路線があり、金子勝の「戦争か革命かハイパーインフレか」の清算主義的思考態度の立場があり、そして第三のリフレと財政出動を説くデフレ退治の野村総研路線がある。立場は三つに分かれる。第三の立場は、国家の借金は家計の借金とは性格が違うのだとするエコノミクスだが、私は、国の借金は国民が返さなければならないしそれはできると説く猪瀬直樹の議論の方に納得している。

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by thessalonike2 | 2005-10-21 23:30 | 改革ファシズム (14)
借金は返せる、その根拠(2) - 東シナ海の海底油田600兆円
e0079739_12475478.jpg770兆円の借金は返せると考える私の主張の根拠を二点述べた。第一点は現在の借金額は新自由主義者がわざと膨張させている財政政策の結果であるという事実。第二点は日本国民は借金を返済する能力を持っていて、すでに13年間に108兆円の借金を返してきたという事実である。金融庁の数字で見れば、日本人はこの3年間に27兆円の不良債権を償却している。血と汗と涙を流しながら年間約10兆円の借金を返している。この数字を単純に国家の債務償却に適用すれば、日本国民は77年間で国家の負債をチャラにすることができることになる。そしてさらに財政支出の浪費を止めれば、年間5兆円の節約は可能だ。軍事費とODAを激減させ、公共事業の談合入札を強制禁止し、特殊法人を清算すれば、一般会計と特別会計で年間5兆円の支出縮減は十分可能な数字だろう。民主党は3年間で10兆円削減と言っていた。本格的にメスを入れればもっと削れる。増税を実施しなくても年間15兆円の借金返済原資を捻出することができる。

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by thessalonike2 | 2005-10-19 23:30 | 改革ファシズム (14)
借金は返せる、その根拠(1) - 108兆円の不良債権を償却した
e0079739_1531867.jpg私は国の借金は返せると思っている。私には経済学の専門知識はなく、確かにプリミティブなことしか書けず、表現も素人のものでしかないが、私は決して自分の議論が説得力がないとは思わない。私が尊敬する経済学者は、最近では宮崎義一で、中公新書の『複合不況』は感銘深く読んだ。日本経済学の水準を示す一冊だと思う。経済はあのようにスマートに、そしてラディカルに分析して見せてもらいたい。日本人は明治以来、特に戦後は経済学をよく勉強した。上野の森に蟠踞した彰義隊を村田蔵六のアームストロング砲が加賀藩邸から撃滅しつつあるとき、その砲撃の音を聞きながら芝新銭座の慶応義塾で福沢諭吉が塾生に講義したのはアダムスミスの「国富論」であった。日本人の経済学学習熱は戦前のマルクス経済学でさらに高まり、戦後は偉大な巨人を何人も輩出した。宇野弘蔵、宇沢弘文、宮崎義一、他にも。経済学大国の観すらあった。最近の日本に大型の経済学者が出ないのは何故だろう。

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by thessalonike2 | 2005-10-17 23:30 | 改革ファシズム (14)
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