本と映画と政治の批評
by thessalonike2
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創価学会の政治 (3) - カリスマと信濃町を動かす二つの動機
e0079739_12285132.jpgあるところからメールを頂戴して、現状に異論を唱えている学会員のブログを紹介された。こういう情報提供は本当にありがたい。ブログで政治を議論する醍醐味のようなものを感じる。決して内部批判を歓迎というような下劣な意味ではなく、そうではなくて、個人の生の声で内側から真摯に学会を論じている(共産党のカッシーニのような)ものを知りたいのだ。一日五千人がアクセスする「世に倦む日日」で紹介するので、他にもあれば、ぜひ積極的な情報提供をお願いしたい。さて、カリスマはいま何を考えているのか。基本的に創価学会の組織の動機はオーナーであるカリスマ個人の動機である。カリスマが全てを意思決定している。冬柴鉄三の次の幹事長人事を決めるのもカリスマであり、自民党の国民投票法案への対応の最終決定を指示するのもカリスマである。私から見たところ、現在のカリスマの頭の中にある最大の関心事はノーベル平和賞の獲得である。息を引き取るまでに何としても受賞の栄誉に浴したい。

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by thessalonike2 | 2005-10-31 23:30 | 創価学会・共産党 (11)
創価学会の政治 (2) - 新自由主義与党の欺瞞とカリスマの交代
e0079739_12282868.jpgどのブログだったか忘れたが、公明党に関する非常に興味深い考察を示していて、それによると、公明党が竹中平蔵に現在の新自由主義革命を推進させているのは戦略的な理由があって、すなわち「負け組」貧困層が増えれば増えるほど、大量の創価学会信者予備軍が増えるからだというものだった。この政治分析には「なるほど」と膝を打たされた。竹中平蔵の苛烈な新自由主義政策は、一見して明らかに公明党の掲げる政治理念と矛盾する。公明党の看板は「福祉」であり、福祉社会の実現こそが公明党の政治目標であり、日本の福祉制度を根底から破壊する新自由主義に創価学会が与力するのは誰が考えても本末転倒している。この不条理に苛立ちを覚えていたのだが、上のような冷徹な政治分析が加えられると、その酷薄な政治的リアリズムの前に、もはや腰が抜けるような脱力感を覚えさせられる。確かに新自由主義の「改革」を進めれば進めるほど創価学会の信者予備軍は増えるだろう。

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by thessalonike2 | 2005-10-28 23:30 | 創価学会・共産党 (11)
バレンタインは詩人である - 胸いっぱいの感動をありがとう
e0079739_12344270.jpg勝利監督インタビューのお立ち台に上がったとき、ボビーが最初に口にしたのは、十年前に自分を日本へ呼んでくれた広岡達朗への感謝の言葉だった。それを聞き、それを言ったボビー以上に私は胸が熱くなった。われわれは十年前のあの確執劇を覚えている。広岡達朗はどこまでも卑劣で醜悪だった。この世で男の嫉妬ほど醜いものはない。ボビーの手腕と人気に嫉妬した広岡達朗は、万年最下位争いに低迷する弱小球団を僅か一年で第二位に押し上げたボビーの才能を妬み、世間の評価がボビーに集中するのが羨ましくて我慢できず、無用な諍いを起こし、ボビーを擁護するファンに対して面当てするかの如くGMの権力を濫用してボビーを馘首した。ロッテファンの失望と無念は大きく、騒動の後の試合を覚えているのだけれど、ファンはマリン球場の内野席上段に「COME BACK BOBBY」の大きな横断幕を掲げ、失意のボビーを励まし、その日からボビー復活への運動が始まり、十年の歳月をかけたドラマが始まった。

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by thessalonike2 | 2005-10-27 23:50 | プロ野球・WBC関連 (7)
創価学会の政治 (1) - 1974年の松本清張の創共協定
e0079739_12283981.jpg創価学会の話を始めたので、ブログに注目が集まっているこの機会に若干の持論を述べておきたい。二十年ほど前、まだ若かった頃、仕事仲間と新橋の居酒屋で気炎を上げ、終電近くの時間になると私が口走っていたのが、「第三次国共合作、第二次創共協定、南北民族統一」の三つだった。このブログを始めてから、「社共合同」と「左右共闘」を呼びかけ、いずれも賛否両論の物議を醸している。私は生まれながらの共闘主義者で統一志向の持ち主であるようであり、死ぬまで変わりそうにない。政治の共闘や統一にはロマンがあり、ビスマルクの「可能性の芸術」がそこにある。困難な政治課題に挑戦して、それを見事に実現したときに歴史が刻まれる。中国と韓国を見ると、二十年前に私が酔って口走っていた夢が何となく姿を変えて実現に近づいているように感じられる。連戦の大陸訪問は嬉しいニュースだった。マイルドに両岸が統一に向かえばいい。三十年前に創と共の間で動いた松本清張も薩長同盟のロマンを追求した一人だったと言えるのだろうか。この政治史についてはあまり多くの情報がない。

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by thessalonike2 | 2005-10-26 23:30 | 創価学会・共産党 (11)
大阪高裁の靖国違憲判決 (2) - 国交省宗教化のシミュレーション
e0079739_17452532.jpg政府が大阪高裁の違憲判決に対して上告を断念した判断については、恐らく政府部内でも両論があって、内閣法制局の中には上告すべしという意見もあったのではないかと私は推測する。上告して「上訴の利益」論で棄却されるのと、上告せずに違憲判決を受け入れるのとでは、政府決定として全く意味が異なる。政府が小泉首相の靖国参拝を私的参拝であると言い、その正当性と合憲性を強く主張するのなら、最後まで国民の前で態度を首尾一貫させて、上告審で憲法判断を問い争う選択をすべきだった。どのように「上訴の利益」論の自動棄却の法理強制で上告断念を合理化しても、所詮、断念は断念であり、自ら違憲判決を受け入れた事実には変わりない。そうした既成事実を恐れて、政府部内では「門前払い」の政治的打撃を覚悟で上告すべしという声もあったはずである。政治的には痛手が小さくて済むが、法的には具合の悪い既成事実ができる。

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by thessalonike2 | 2005-10-24 23:30 | 靖国問題・日中関係 (9)
大阪高裁の靖国違憲判決に関して - 法曹界の人間は口を開け
e0079739_12224678.jpg靖国問題を論じるとブログのアクセス数が跳ね上がる。アクセスの増加は、第一義的にはブログの価値を増すものであり、ブログの著者は、この価値増殖期待の誘惑の前に容易に禁欲的態度を貫徹することができない。ネット右翼の主張によれば、先の大阪高裁の判決は違憲判決ではないのだそうだ。その理由は、高裁の判決文の中の違憲判断の件(くだり)が、判決の主文ではなく傍論として記述されているからだと言う。法律学などとは無縁なネット右翼がこのような法律論の詭弁を捏ねくるのは奇妙だなと訝しんでいたら、出所は産経新聞の記事とテレビタレントのお笑い芸人弁護士の暴論のようである。タレント弁護士によれば、傍論は単に裁判官の個人的見解が主張されたものに過ぎず、判決には無関係な「寝言」に等しいものだと言う。司法の責務を自覚して誠実に憲法判断を下した大阪高裁の裁判官団は、このタレント弁護士の暴論に怒り心頭のことだろう。図に乗ったネット右翼は、この違憲判決には法的拘束力は何もないなどとプロパガンダしている。

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by thessalonike2 | 2005-10-23 23:30 | 靖国問題・日中関係 (9)
借金は返せる、その根拠(3) - 働いて納税する人間が働いてない
e0079739_167937.jpg借金は返せると考える根拠を三点ほど紹介してきた。ブログの読者の一人からメールを頂戴して、今は借金を無理に返すデフレ政策(緊縮財政政策)ではなく、むしろリフレと財政出動を組み合わせてデフレ退治をする方が先決であるという主張をうかがった。最近はあまり聞かなくなったが、私の理解では野村総研がこの立場だったような記憶がある。植草一秀は個人消費を回復させるための積極財政を唱えていた。国の借金の問題については、竹中平蔵と石弘光の消費税増税と人頭税導入の二極化政策で解決を図る新自由主義路線があり、金子勝の「戦争か革命かハイパーインフレか」の清算主義的思考態度の立場があり、そして第三のリフレと財政出動を説くデフレ退治の野村総研路線がある。立場は三つに分かれる。第三の立場は、国家の借金は家計の借金とは性格が違うのだとするエコノミクスだが、私は、国の借金は国民が返さなければならないしそれはできると説く猪瀬直樹の議論の方に納得している。

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by thessalonike2 | 2005-10-21 23:30 | 改革ファシズム (14)
憲法に無知な前原誠司 - 靖国問題で小泉首相を追及できず
e0079739_11443491.jpg昨夜のNHKの7時のニュースで前原誠司と小泉首相の党首討論の様子が放送されて、靖国問題についての応酬を垣間見たのだが、お話にならないほど粗末で矮小な討論だった。党首が菅直人だったら、もう少し追及する絵を見せられただろうが、前原誠司にはそもそも靖国問題についての知識や関心がなく、それが日本の政治の重要問題であるという認識がない。昨日の討論は、例によって自民党支持者に対して自分も政権を翼賛する仲間であるという宣伝に終始した。今日の朝日新聞の社説は、記事そのものは一生懸命に前原誠司を褒めてやっているのだが、社説を書いた当人は恐らく歯痒い思いで国会中継を眺めていたに違いなく、その気持ちが社説の冒頭にあらわれている。読めばわかるが、まさに記事に書いているとおりで、小泉首相が憲法19条の個人の思想信条の自由を持ち出して靖国参拝を正当化したなら、即座に憲法20条の政教分離の原則で切り返して反撃しなければならなかったのである。

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by thessalonike2 | 2005-10-20 23:30 | 靖国問題・日中関係 (9)
借金は返せる、その根拠(2) - 東シナ海の海底油田600兆円
e0079739_12475478.jpg770兆円の借金は返せると考える私の主張の根拠を二点述べた。第一点は現在の借金額は新自由主義者がわざと膨張させている財政政策の結果であるという事実。第二点は日本国民は借金を返済する能力を持っていて、すでに13年間に108兆円の借金を返してきたという事実である。金融庁の数字で見れば、日本人はこの3年間に27兆円の不良債権を償却している。血と汗と涙を流しながら年間約10兆円の借金を返している。この数字を単純に国家の債務償却に適用すれば、日本国民は77年間で国家の負債をチャラにすることができることになる。そしてさらに財政支出の浪費を止めれば、年間5兆円の節約は可能だ。軍事費とODAを激減させ、公共事業の談合入札を強制禁止し、特殊法人を清算すれば、一般会計と特別会計で年間5兆円の支出縮減は十分可能な数字だろう。民主党は3年間で10兆円削減と言っていた。本格的にメスを入れればもっと削れる。増税を実施しなくても年間15兆円の借金返済原資を捻出することができる。

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by thessalonike2 | 2005-10-19 23:30 | 改革ファシズム (14)
小泉靖国参拝の裏にある三つの政治目的 - 中韓は全力で阻止を
e0079739_1356667.jpg小泉首相が昨日(10/17)を靖国参拝の決行日に選んだ裏側を考えてみると、何やら用意周到で狡猾な戦略的計算を感じさせられる。まず最初に中国との関係の点で言えば、11月17日にAPEC首脳会議があり、12月には東アジアサミットの日程があって、そこでは4月のジャカルタと同じように否応なく日中首脳会談がセットされる。中国政府も首脳会談を前にして4月の反日デモの混乱と緊張の再現は避けようとするはずで、すなわち国内の反日世論が煽られないように監視と制御を強めるだろうという計算を立てることができる。反日デモや強硬抗議の波風を立てることなくAPEC首脳会議と東アジアサミットの首脳会談を乗り切ることができれば、小泉首相がよく口にしているところの「中国側に理解してもらう」の既成事実を国内に演出することができる。逆にまた、そこで反日デモが発生して、ジャカルタのときのような中国からの非難と抗議を再現させられれば、再び「中国に苛められている小泉」を演出宣伝して国内の(頭の悪い)大衆層の同情を調達し、ナショナリズムを煽って国内政治世論の座標軸をさらに右寄りに傾けることができる。

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by thessalonike2 | 2005-10-18 23:30 | 靖国問題・日中関係 (9)
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