はじめまして。こんにちは。貴サイトを毎日興奮しながら拝読しております。11月20日の記事とそれに続く「米国留学生」さんの投稿を読んで、強く共感するところがあり、投稿させていただきます。かつて私は、グローバリゼーションというものを、世界のすべての人間が国籍や民族の違いを越えて自由かつ平等に交流するような未来の世界像として、無邪気にイメージしていました。海外駐在員として様々な環境を体験してきた今、グローバリゼーションなど幻想に過ぎないということをようやく感じ始めています。グローバルとは名ばかりで、その実は英語を母国語とするアングロサクソンによる世界支配なのではないか、という気がしています。現在私は、スイスに本社を置く多国籍企業のドイツ支社に勤務しております。同僚は9割以上がドイツ人です。それなのに、文書や会議で使われる言語は英語です。本社が「Golden Language Rule」なるものを策定し、英語以外の言語使用を禁止しているからです。本社もまた英語圏ではないのに、です。