本と映画と政治の批評
by thessalonike2
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創価学会の政治 (4) - 国家権力への接近と国家権力との対決
e0079739_12542292.jpg不思議なのは、最近少し動きが始まった「全野党と市民の共闘会議」などでも、改憲と戦争を阻止して日本の平和を守ることを大義として掲げながら、実際に実現をめざす政治目標が「民共社」の三党の選挙共闘であることだ。従来型の左翼市民運動の印象のみが強い。別にそれで悪いと言うつもりはないが、改憲阻止と平和維持が目的であるならば、なぜ創価学会に共闘への参加を働きかけようとしないのだろう。そのあたりに「従来型」のイマジネーションの限界を感じる。一方、「世に倦む日日」村塾の優等生のカッシーニは、何やら早速「はったり特急」にアプローチを始めた。微笑ましい光景である。これでよいのだ。ビスマルクの「可能性の芸術」の端緒がそこにあるだろう。74年の松本清張の創共協定には四項目があって、その三項目目は「一切の誹謗中傷を行わない」だった。これは当時もきわめて重要な案件だっただろうと思うが、事情は現在も同じなのではあるまいか。カッシーニもこの件に関わると思われる選挙中の不具合を漏らしている。

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# by thessalonike2 | 2005-11-02 23:30 | 創価学会・共産党 (11)
ジェンダーコンサーンな組閣人事 - 劇場の終幕から謀反の序幕へ
e0079739_1294243.jpg今度の新内閣では首相と外相と官房長官の三人が揃って靖国神社に参拝する。中国との間で交わしていた靖国参拝に関する紳士協定を完全に反故にするわけで、日中共同声明の事実上の破棄通告に等しい。今朝の朝日新聞の社説も早速この問題を取り上げて警鐘を鳴らしていたが、しかし、こういう政権を作るべく選挙で国民を誘導したのは一体誰なのだ。選挙期間中、ずっと小泉自民党の「改革」を宣伝しまくって、野党を「改革反対」の「抵抗勢力」に仕立て上げ、非難を浴びせる報道番組を流していたテレビ局はどの新聞社の系列局なのだ。毎晩毎晩、小泉自民党の「郵政民営化」と「構造改革」をヨイショしていた頭の悪いB層向けキャスターの横で、何も言わずに「改革」プロパガンダを復唱させていた論説委員はどこの新聞社の幹部なのだ。このブログをようやく読み始めた朝日新聞の人間もいるようだが、朝日新聞はあまりに欺瞞的すぎやしないか。本気で政治の右傾化を憂慮するのなら、まず報道番組のキャスターを変えたらどうなのだ。

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# by thessalonike2 | 2005-11-01 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
創価学会の政治 (3) - カリスマと信濃町を動かす二つの動機
e0079739_12285132.jpgあるところからメールを頂戴して、現状に異論を唱えている学会員のブログを紹介された。こういう情報提供は本当にありがたい。ブログで政治を議論する醍醐味のようなものを感じる。決して内部批判を歓迎というような下劣な意味ではなく、そうではなくて、個人の生の声で内側から真摯に学会を論じている(共産党のカッシーニのような)ものを知りたいのだ。一日五千人がアクセスする「世に倦む日日」で紹介するので、他にもあれば、ぜひ積極的な情報提供をお願いしたい。さて、カリスマはいま何を考えているのか。基本的に創価学会の組織の動機はオーナーであるカリスマ個人の動機である。カリスマが全てを意思決定している。冬柴鉄三の次の幹事長人事を決めるのもカリスマであり、自民党の国民投票法案への対応の最終決定を指示するのもカリスマである。私から見たところ、現在のカリスマの頭の中にある最大の関心事はノーベル平和賞の獲得である。息を引き取るまでに何としても受賞の栄誉に浴したい。

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# by thessalonike2 | 2005-10-31 23:30 | 創価学会・共産党 (11)
創価学会の政治 (2) - 新自由主義与党の欺瞞とカリスマの交代
e0079739_12282868.jpgどのブログだったか忘れたが、公明党に関する非常に興味深い考察を示していて、それによると、公明党が竹中平蔵に現在の新自由主義革命を推進させているのは戦略的な理由があって、すなわち「負け組」貧困層が増えれば増えるほど、大量の創価学会信者予備軍が増えるからだというものだった。この政治分析には「なるほど」と膝を打たされた。竹中平蔵の苛烈な新自由主義政策は、一見して明らかに公明党の掲げる政治理念と矛盾する。公明党の看板は「福祉」であり、福祉社会の実現こそが公明党の政治目標であり、日本の福祉制度を根底から破壊する新自由主義に創価学会が与力するのは誰が考えても本末転倒している。この不条理に苛立ちを覚えていたのだが、上のような冷徹な政治分析が加えられると、その酷薄な政治的リアリズムの前に、もはや腰が抜けるような脱力感を覚えさせられる。確かに新自由主義の「改革」を進めれば進めるほど創価学会の信者予備軍は増えるだろう。

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# by thessalonike2 | 2005-10-28 23:30 | 創価学会・共産党 (11)
バレンタインは詩人である - 胸いっぱいの感動をありがとう
e0079739_12344270.jpg勝利監督インタビューのお立ち台に上がったとき、ボビーが最初に口にしたのは、十年前に自分を日本へ呼んでくれた広岡達朗への感謝の言葉だった。それを聞き、それを言ったボビー以上に私は胸が熱くなった。われわれは十年前のあの確執劇を覚えている。広岡達朗はどこまでも卑劣で醜悪だった。この世で男の嫉妬ほど醜いものはない。ボビーの手腕と人気に嫉妬した広岡達朗は、万年最下位争いに低迷する弱小球団を僅か一年で第二位に押し上げたボビーの才能を妬み、世間の評価がボビーに集中するのが羨ましくて我慢できず、無用な諍いを起こし、ボビーを擁護するファンに対して面当てするかの如くGMの権力を濫用してボビーを馘首した。ロッテファンの失望と無念は大きく、騒動の後の試合を覚えているのだけれど、ファンはマリン球場の内野席上段に「COME BACK BOBBY」の大きな横断幕を掲げ、失意のボビーを励まし、その日からボビー復活への運動が始まり、十年の歳月をかけたドラマが始まった。

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# by thessalonike2 | 2005-10-27 23:50 | プロ野球・WBC関連 (7)
創価学会の政治 (1) - 1974年の松本清張の創共協定
e0079739_12283981.jpg創価学会の話を始めたので、ブログに注目が集まっているこの機会に若干の持論を述べておきたい。二十年ほど前、まだ若かった頃、仕事仲間と新橋の居酒屋で気炎を上げ、終電近くの時間になると私が口走っていたのが、「第三次国共合作、第二次創共協定、南北民族統一」の三つだった。このブログを始めてから、「社共合同」と「左右共闘」を呼びかけ、いずれも賛否両論の物議を醸している。私は生まれながらの共闘主義者で統一志向の持ち主であるようであり、死ぬまで変わりそうにない。政治の共闘や統一にはロマンがあり、ビスマルクの「可能性の芸術」がそこにある。困難な政治課題に挑戦して、それを見事に実現したときに歴史が刻まれる。中国と韓国を見ると、二十年前に私が酔って口走っていた夢が何となく姿を変えて実現に近づいているように感じられる。連戦の大陸訪問は嬉しいニュースだった。マイルドに両岸が統一に向かえばいい。三十年前に創と共の間で動いた松本清張も薩長同盟のロマンを追求した一人だったと言えるのだろうか。この政治史についてはあまり多くの情報がない。

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# by thessalonike2 | 2005-10-26 23:30 | 創価学会・共産党 (11)
大阪高裁の靖国違憲判決 (2) - 国交省宗教化のシミュレーション
e0079739_17452532.jpg政府が大阪高裁の違憲判決に対して上告を断念した判断については、恐らく政府部内でも両論があって、内閣法制局の中には上告すべしという意見もあったのではないかと私は推測する。上告して「上訴の利益」論で棄却されるのと、上告せずに違憲判決を受け入れるのとでは、政府決定として全く意味が異なる。政府が小泉首相の靖国参拝を私的参拝であると言い、その正当性と合憲性を強く主張するのなら、最後まで国民の前で態度を首尾一貫させて、上告審で憲法判断を問い争う選択をすべきだった。どのように「上訴の利益」論の自動棄却の法理強制で上告断念を合理化しても、所詮、断念は断念であり、自ら違憲判決を受け入れた事実には変わりない。そうした既成事実を恐れて、政府部内では「門前払い」の政治的打撃を覚悟で上告すべしという声もあったはずである。政治的には痛手が小さくて済むが、法的には具合の悪い既成事実ができる。

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# by thessalonike2 | 2005-10-24 23:30 | 靖国問題・日中関係 (9)
大阪高裁の靖国違憲判決に関して - 法曹界の人間は口を開け
e0079739_12224678.jpg靖国問題を論じるとブログのアクセス数が跳ね上がる。アクセスの増加は、第一義的にはブログの価値を増すものであり、ブログの著者は、この価値増殖期待の誘惑の前に容易に禁欲的態度を貫徹することができない。ネット右翼の主張によれば、先の大阪高裁の判決は違憲判決ではないのだそうだ。その理由は、高裁の判決文の中の違憲判断の件(くだり)が、判決の主文ではなく傍論として記述されているからだと言う。法律学などとは無縁なネット右翼がこのような法律論の詭弁を捏ねくるのは奇妙だなと訝しんでいたら、出所は産経新聞の記事とテレビタレントのお笑い芸人弁護士の暴論のようである。タレント弁護士によれば、傍論は単に裁判官の個人的見解が主張されたものに過ぎず、判決には無関係な「寝言」に等しいものだと言う。司法の責務を自覚して誠実に憲法判断を下した大阪高裁の裁判官団は、このタレント弁護士の暴論に怒り心頭のことだろう。図に乗ったネット右翼は、この違憲判決には法的拘束力は何もないなどとプロパガンダしている。

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# by thessalonike2 | 2005-10-23 23:30 | 靖国問題・日中関係 (9)
借金は返せる、その根拠(3) - 働いて納税する人間が働いてない
e0079739_167937.jpg借金は返せると考える根拠を三点ほど紹介してきた。ブログの読者の一人からメールを頂戴して、今は借金を無理に返すデフレ政策(緊縮財政政策)ではなく、むしろリフレと財政出動を組み合わせてデフレ退治をする方が先決であるという主張をうかがった。最近はあまり聞かなくなったが、私の理解では野村総研がこの立場だったような記憶がある。植草一秀は個人消費を回復させるための積極財政を唱えていた。国の借金の問題については、竹中平蔵と石弘光の消費税増税と人頭税導入の二極化政策で解決を図る新自由主義路線があり、金子勝の「戦争か革命かハイパーインフレか」の清算主義的思考態度の立場があり、そして第三のリフレと財政出動を説くデフレ退治の野村総研路線がある。立場は三つに分かれる。第三の立場は、国家の借金は家計の借金とは性格が違うのだとするエコノミクスだが、私は、国の借金は国民が返さなければならないしそれはできると説く猪瀬直樹の議論の方に納得している。

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# by thessalonike2 | 2005-10-21 23:30 | 改革ファシズム (14)
憲法に無知な前原誠司 - 靖国問題で小泉首相を追及できず
e0079739_11443491.jpg昨夜のNHKの7時のニュースで前原誠司と小泉首相の党首討論の様子が放送されて、靖国問題についての応酬を垣間見たのだが、お話にならないほど粗末で矮小な討論だった。党首が菅直人だったら、もう少し追及する絵を見せられただろうが、前原誠司にはそもそも靖国問題についての知識や関心がなく、それが日本の政治の重要問題であるという認識がない。昨日の討論は、例によって自民党支持者に対して自分も政権を翼賛する仲間であるという宣伝に終始した。今日の朝日新聞の社説は、記事そのものは一生懸命に前原誠司を褒めてやっているのだが、社説を書いた当人は恐らく歯痒い思いで国会中継を眺めていたに違いなく、その気持ちが社説の冒頭にあらわれている。読めばわかるが、まさに記事に書いているとおりで、小泉首相が憲法19条の個人の思想信条の自由を持ち出して靖国参拝を正当化したなら、即座に憲法20条の政教分離の原則で切り返して反撃しなければならなかったのである。

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# by thessalonike2 | 2005-10-20 23:30 | 靖国問題・日中関係 (9)
借金は返せる、その根拠(2) - 東シナ海の海底油田600兆円
e0079739_12475478.jpg770兆円の借金は返せると考える私の主張の根拠を二点述べた。第一点は現在の借金額は新自由主義者がわざと膨張させている財政政策の結果であるという事実。第二点は日本国民は借金を返済する能力を持っていて、すでに13年間に108兆円の借金を返してきたという事実である。金融庁の数字で見れば、日本人はこの3年間に27兆円の不良債権を償却している。血と汗と涙を流しながら年間約10兆円の借金を返している。この数字を単純に国家の債務償却に適用すれば、日本国民は77年間で国家の負債をチャラにすることができることになる。そしてさらに財政支出の浪費を止めれば、年間5兆円の節約は可能だ。軍事費とODAを激減させ、公共事業の談合入札を強制禁止し、特殊法人を清算すれば、一般会計と特別会計で年間5兆円の支出縮減は十分可能な数字だろう。民主党は3年間で10兆円削減と言っていた。本格的にメスを入れればもっと削れる。増税を実施しなくても年間15兆円の借金返済原資を捻出することができる。

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# by thessalonike2 | 2005-10-19 23:30 | 改革ファシズム (14)
小泉靖国参拝の裏にある三つの政治目的 - 中韓は全力で阻止を
e0079739_1356667.jpg小泉首相が昨日(10/17)を靖国参拝の決行日に選んだ裏側を考えてみると、何やら用意周到で狡猾な戦略的計算を感じさせられる。まず最初に中国との関係の点で言えば、11月17日にAPEC首脳会議があり、12月には東アジアサミットの日程があって、そこでは4月のジャカルタと同じように否応なく日中首脳会談がセットされる。中国政府も首脳会談を前にして4月の反日デモの混乱と緊張の再現は避けようとするはずで、すなわち国内の反日世論が煽られないように監視と制御を強めるだろうという計算を立てることができる。反日デモや強硬抗議の波風を立てることなくAPEC首脳会議と東アジアサミットの首脳会談を乗り切ることができれば、小泉首相がよく口にしているところの「中国側に理解してもらう」の既成事実を国内に演出することができる。逆にまた、そこで反日デモが発生して、ジャカルタのときのような中国からの非難と抗議を再現させられれば、再び「中国に苛められている小泉」を演出宣伝して国内の(頭の悪い)大衆層の同情を調達し、ナショナリズムを煽って国内政治世論の座標軸をさらに右寄りに傾けることができる。

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# by thessalonike2 | 2005-10-18 23:30 | 靖国問題・日中関係 (9)
借金は返せる、その根拠(1) - 108兆円の不良債権を償却した
e0079739_1531867.jpg私は国の借金は返せると思っている。私には経済学の専門知識はなく、確かにプリミティブなことしか書けず、表現も素人のものでしかないが、私は決して自分の議論が説得力がないとは思わない。私が尊敬する経済学者は、最近では宮崎義一で、中公新書の『複合不況』は感銘深く読んだ。日本経済学の水準を示す一冊だと思う。経済はあのようにスマートに、そしてラディカルに分析して見せてもらいたい。日本人は明治以来、特に戦後は経済学をよく勉強した。上野の森に蟠踞した彰義隊を村田蔵六のアームストロング砲が加賀藩邸から撃滅しつつあるとき、その砲撃の音を聞きながら芝新銭座の慶応義塾で福沢諭吉が塾生に講義したのはアダムスミスの「国富論」であった。日本人の経済学学習熱は戦前のマルクス経済学でさらに高まり、戦後は偉大な巨人を何人も輩出した。宇野弘蔵、宇沢弘文、宮崎義一、他にも。経済学大国の観すらあった。最近の日本に大型の経済学者が出ないのは何故だろう。

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# by thessalonike2 | 2005-10-17 23:30 | 改革ファシズム (14)
村上世彰の阪神買収を阻止せよ - 球界から新自由主義の追放を
e0079739_14572622.jpg去年のいつごろだったか忘れたが、NHKの衛星放送で阪神戦の中継があり、たまたまチャンネルを合わせると、それが雨で中止になっていたことがあった。夕方の6時半頃だっただろうか。東京より日没が遅い甲子園はまだ明るく、実況担当のアナウンサーが余った放送時間を解説者と適当な話題で埋めていた。そのときカメラが外野席に座っている一組の親子をずっと映していたのが印象的で、今でも忘れられずに覚えている。親子は母親と子供三人の四人連れで、母親は傘を持ち、子供たちは雨合羽をかぶっていた。男の子が一人で女の子二人、年齢は四歳から七歳ぐらい。トンガリ帽子の合羽姿が愛くるしくかわいかった。雨天中止で観客や応援団はみなスタンドを引き上げて外野席は空っぽだったが、その親子だけがずっと雨の中で席を離れなかった。一人の子がじっと内野のグラウンドを見つめていて、もう一人の子は何か食べながらときどき母親と顔を見合わせて話していた。父親の姿はなかった。仕事が忙しくて来れなかったのだろうか。

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# by thessalonike2 | 2005-10-16 23:30 | プロ野球・WBC関連 (7)
改革ファシズムの脅迫言説装置としての「日本の借金770兆円」
e0079739_13191014.jpg改革ファシズムが国民を説得する強力な根拠が、「国と地方あわせて770兆円の借金がある」という例の言説である。言説と言うより国家財政上の事実と言うべきかも知れない。人はこの問題を新自由主義者に突き付けられると、蛇に睨まれた蛙のように萎縮してホールドアップの状態になり、そして新自由主義者の求めるがままに年金給付の権利も差し出し、保険医療の権利も差し出し、サラリーマン増税にも消費税増税にも首を縦に振ってしまう。まるで強盗に銃を突きつけられてカネを出せと脅迫されている被害者と同じだ。国家に天文学的な借金があるから国民はそれを返済しなければいけない。そのためには増税も社会保障の予算削減もやむを得ない。「痛みを伴う改革に耐えて日本を再建しよう」。そういう経済論理と政策主張の上に自分の態度をそのまま合わせてしまう。抗えないまま沈黙して、「痛み」を説く評論家の主張を無条件に認めてしまう。これは言説装置であり、催眠ガス言説であり、改革ファシズムの必殺兵器なのだ。

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# by thessalonike2 | 2005-10-14 23:30 | 改革ファシズム (14)
ボルシェヴィキ党化した自民党とポスト小泉 - 安倍晋三と野田聖子
e0079739_1254434.jpg「改革ファシズムを止めるブロガー同盟」の運動が少しづつだがネットの中で波紋を呼び、注目を集めてアクセス数が増えている。小さいながらもネットの世界を徘徊する一匹の妖怪になりつつある。この運動に危機感を覚えたのかどうか不明だが、一日中ネットを監視している職業ネット右翼が、例の下劣な2ch言語を駆使して間断なくブロガーに揶揄と罵倒を浴びせ続けている。職業ネット右翼が仲間たちに訴えているプロパガンダの一つに、一年後に退陣する小泉首相に向かって反対運動をしても意味がないだろうという主張がある。まさかプロのネット右翼が本気で小泉首相の権力が一年後に終わると考えているとは思わないが、もし本気でそう信じているのなら、先にこれを読んで何かを思うべきだろう。立花隆も何度も言っているとおり、296議席の絶対権力を一人で作り出した男が簡単に権力を手離すはずがない。絶対権力が法的に保障されている四年間は、そしてその後も、終身皇帝の座に永久君臨する。

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# by thessalonike2 | 2005-10-13 23:30 | 民主党・ ポスト小泉 (15)
「改革」をどうするのか - 政治言語としての「改革」の揚棄
e0079739_123736.jpg「改革」とは福祉制度の達成を破壊して憲法(25条)が保障する国民の生活権を剥奪する新自由主義の政策と運動の総体である。国民を「勝ち組」と「負け組」の二階層に両極分解させて固定化し、「負け組」から所得と希望を収奪して、それを「勝ち組」に集中独占させる政治である。「改革」とは日本の国富を惜しみなく米国資本に献上し、日本経済を米国経済に植民地従属させる金融産業政策の別称である。「改革」とは上記の経済政策と政治構想を美称として象徴化した政治標語である。そしてそれは小泉政治の意味である。「改革ファシズム」に対抗し、それを打倒するためには、われわれは「改革」という言葉の揚棄を目指さなくてはならない。現状の肯定的な意味受容での「改革」の用語使用に楔を打ち込み、それをプラスシンボルからマイナスシンボルに転換、失墜させなくてはいけない。小泉政治の「改革」から「従来の制度などを改めてよりよいものにすること」という日本語の一般的意味を剥離させなくてはいけない。

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# by thessalonike2 | 2005-10-12 23:30 | 改革ファシズム (14)
改革ファシズムを止めに行こう - 銀のブログの背に乗って
e0079739_14205521.jpg今度の総選挙で与党小泉政権は衆院で三分の二超の議席を占め、さらに野党民主党の翼賛転向を得て、フリーハンドで新自由主義革命を推進する合法的政治権力を得た。小泉首相と竹中平蔵はこの「構造改革の神聖権力」で、新自由主義が目的とする日本国内の二極化をさらに徹底させるべく、戦後日本がこれまで達成構築してきた福祉制度の破壊に狂奔している。OECDの昨年末の報告によれば、日本は一世帯あたりの平均所得(476万円)の半分以下しか所得のない貧困世帯の率、いわゆる貧困率が全体の15%を超えていて、この十年でニ倍近くに膨らんだ。この数字はOECD加盟27カ国中5位の数字であり、先進国の中では日本は米国に次いで二番目に貧困率の高い国となった。英国の11%よりはるかに高い。ドイツは8%だ。信じられない現実である。この恐るべき格差社会はバブル崩壊後の企業のリストラと企業のリストラを扇動した政権の新自由主義政策によって齎されたが、竹中平蔵は15%の貧困率ではまだ不満の様子で、米国に並ぶべく貧困化政策の鞭の手を緩めない。

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# by thessalonike2 | 2005-10-11 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
何も見えてこなかった金子勝の講演会 - 驕慢、不勉強、思考停止
e0079739_1903445.jpg先週9月29日に芝公園であった金子勝の講演「郵政民営化から見えてくるこの国の将来」の感想を少し述べたい。正直に言って中身は非常にプアだった。何一ついいところがなかった。参加した自分が惨めな気分になり、貴重な時間と電車代を損した気分になった。実際にあの夜は阪神が巨人と試合して優勝を決めた一戦が生中継されていた。それを潰してわざわざあのような講演会の椅子に何時間も座ったのである。主催は「郵政民営化を監視する市民ネットワーク」で、いかにもそれらしい市民団体には違いなかったが、実体はどうやら郵政公社の社民党系の労働組合のメンバーが主体で動かしている組織のように見えた。関係者の中でブログを見ている人もいるかも知れないが、率直に言って反省をしてもらいたい。同じインビテーションが届いても私は二度と行かない。口に出したくはないが「サヨク」という言葉がぴったりあてはまる。貧相で未熟で敗北的で自己満足的でセンスが悪い。

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# by thessalonike2 | 2005-10-07 23:30 | 改革ファシズム (14)
反小泉「左右共闘」の意味と論理 - 多数を結集するリアリズム
e0079739_13503414.jpgウェーバーは「政治をする者は権力の中にひそむ悪魔の力と手を結んでいなければならない」と言っている。政治のリアリズムの真実を射抜く言葉だと思われるが、さて、日本の右翼の人々から見れば左翼は悪魔だろうし、逆に左翼の側からすれば右翼は悪魔そのものだろう。政治とは同意を調達し、合意を形成し、多数を組織することである。それが政治である以上、多数を制して権力を得るためには、常にあらゆる悪魔と手を結ぶ覚悟と意思を持ち、想像力を駆使して可能性を描く必要がある。関連すると思うが、田中角栄は「政治は力、力は数、」と言った。短い言葉だが政治の本質を見事に言い当てていて、この言葉は永遠に日本人の中に残る。その派閥を後継した金丸信は「政治は妥協だあ!」と叫んだ。無頼で無学な金丸信らしい一言だが、この言葉もやはり正鵠を射ていて、あのビスマルクの「政治とは可能性の芸術である」の古典的格言に通じる。不倶戴天の敵であった薩摩と同盟して革命を成功させ、新政権においては二人三脚で藩閥専制を続けた長州の事実を思うべきだ。

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# by thessalonike2 | 2005-10-06 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
胸いっぱいのエンドースメントをありがとう
e0079739_1515810.jpgTBでエンドースメントのメッセージを送ってくれたブロガーの皆様に心から感謝の言葉を送りたい。読みながら思ったのは、志(こころざし)を持った優秀な人たちが何人も何人もいるなあということで、日本もまだ捨てたものではないことを考えさせられた。メッセージひとつひとつに個別に答えたいことはたくさんあり、またそれが呼びかけ人の礼儀だとは思うけれど、まず総論的なところを先に申し上げよう。私はネットの中に世論の力を作りたいのであり、それが今どうしても必要だということだ。これは300bpsの無手順通信が始まり、カプラでアスキーネットに繋いだ二十年前からの私の夢だった。多数者による支配というデモクラシーの矛盾律の理想、それを実現するのは、少なくとも理想に現実を近づけるのは、手段としてのComputer & Communication の生産力水準とそれを使いこなす市民ではないかと思ったのが二十年前の昔のことで、私はその理想と言うか思想から、年をとった今でも完全に離れられない。言うまでもなく、その考え方の基礎にはマルクスの生産力論と個体的所有論の理想主義がある。

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# by thessalonike2 | 2005-10-05 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
STOP THE KOIZUMI - 改革ファシズムを止めるブロガー同盟
e0079739_144772.jpg「小泉改革」の政治に抵抗し抗議するブロガーのネットワークを呼びかけたい。と思ったのだが、それでは一体何をやればいいのか。思い返せば、私には政治の経験が全く無い。地域での身近な署名活動みたいなものさえ参加したことがなく、あらためて自分が政治的な組織や運動とは縁の遠い存在であることを思い知らされた。仕方なく、何かネットで提案して実行できるアクションはないかと考え、とりあえず反小泉のバナーを作って貼り付けることを呼びかけてみようと思い立った。プリミティブだが、動きが広まれば面白いアクティビティになるのではないか。善は急げで、拠点となるブログを一個別に作ってみた。全てはBlogでなければならない。HPでは駄目だ。ここを反小泉のバナーの収集、展示、配布の基地とし活用し、ユニークな画像やバナーをストックする。バナーを貼ったブロガーにはTBで連絡してもらい、トップページに運動に参加したブロガーの名前とブログ名を載せ連ねて行く。

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# by thessalonike2 | 2005-10-04 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
「改革ファシズム」阻止の政治へ - 新自由主義革命へのプロテスト
e0079739_15293853.jpg志士の夢を見るにはやや枯れた年になってはいる。曹操が「駿馬は老いて厩(かいば)に繋がれても志は千里を走る」と読んでいて、いつの頃からか、その詩の気分に寄り添う自分を感じるようになっていた。けれども、本当に、何事も「隗より始め」ないと始まらないというのは絶対的な真実であり、隗より始めるためには若返らないといけない。自分はまだ若いのだと自分に言い聞かせて信じなければいけない。「革命の初動期は詩人的な予言者があらわれ、「偏僻」の言動をとって世から追いつめられ、かならず非業に死ぬ。松陰がそれにあたるであろう。革命の中期には卓抜な行動家があらわれ、奇策縦横の行動をもって雷電風雨のような行動をとる。高杉晋作、坂本竜馬らがそれに相当し、この危険な事業家もまた多くは死ぬ。それらの果実を採って先駆者の理想を容赦なくすて、処理可能なかたちで革命の世をつくり、大いに栄達するのが、処理家たちの仕事である。伊藤博文がそれにあたる」。(文春文庫 第二巻 P.148)

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# by thessalonike2 | 2005-10-02 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
無党派層の真実(2) - 「政事の構造」
e0079739_1433875.jpg丸山真男は『政事の構造』ので、政事=祭事とする従来からの俗説は間違いだと言っている。古代日本語の「政事」はお祭りの「祭事」とは関係なく、本当の由来は「奉仕事」にあり、すなわち日本人にとっての政治(政事)の本質は、臣(官僚)が君(天皇)に奉仕する、または奉仕を献上するところにあるという見解を述べている。政事を祭事と峻別して、その語源を奉仕事に収斂させる丸山真男の政事論は、その根拠を本居宣長の学説(「古事記伝」)に置いているようなのだが、当の本居宣長自身は、天皇が神々から奉仕を受ける「祭事」も、天皇が官僚から奉仕を受ける「政事」も、「まつりごと」として根本は同義であると言っている。「奉仕事論」の視角から日本の政治意識の本質を解き明かして行く丸山真男の議論は説得的で、何度読んでも惹き込まれて、肯首と納得と覚醒のうちにあっと言う間に論文の最後に到達してしまうのだが、最初の「まつりごと」の語義については、やはり「政事」と「祭事」は根本のところで同じなのではないだろうか。

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# by thessalonike2 | 2005-09-30 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
無知と倣岸の三木谷浩史 - 二人三脚の創業者同志を粛清
e0079739_9542840.jpg田尾安志が三木谷浩史による解任はないだろうと踏んでいたのには十分な根拠がある。それは、何と言っても新生楽天球団そのものが、三木谷浩史と田尾安志の二人で、二人三脚で作り出したものだからだ。楽天がライブドアを蹴落として新規参入を果たすにあたっては、田尾安志の果たした役割は決定的に大きかった。誰でも覚えていることだが、楽天は新規参入の意思表明をした後、直ちに組織作りに着手し、田尾安志を監督に、キーナートをGMに指名して体制固めを図った。機構が選考を始めたきわめて重要な時期に、三木谷浩史は必ず田尾安志を伴って会見し、ツーショットでカメラに収まり、楽天の新規参入が確定的な事実であるように報道を演出していた。最初に手を挙げて先行者の優位性を持って持っているはずの堀江貴文は組織編成で後手に回り、無名の若僧をGMに指名して、その「本気度」を一般に訝らせる結果に導いた。監督を要請されたオマリーもまた、堀江貴文の新球団の「本気度」を疑って腰が引けていた。

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# by thessalonike2 | 2005-09-29 23:42 | プロ野球・WBC関連 (7)
仙台市民は三木谷浩史から楽天イーグルスを買収せよ
e0079739_125105.jpg三木谷浩史の田尾安志解任が波紋を広げていて、ネットの中では即日解任反対運動のHPが立ち上がって署名運動を始めている。解任について特に賛否を言うつもりはないが、こうなる事は4月頃から予想できていたように思われる。田尾安志は解任の決定を意外に受け止めていたようだが、このオーナーが経営者としてどういう人物かは最初からもっとよく見抜いておくべきだった。今年の開幕のときも書いたが、楽天は戦力の整備について昨秋より全く手を着けておらず、それは観戦者の目にも実に異常だった。一瞥して言えるのは三木谷浩史の度を越えた吝嗇であり、要するに人件費支出を抑制したい一心で選力補強を犠牲にしているのである。この三木谷浩史の球団経営の発想は常識では考えられないものであり、その延長線上の未来には球団と連盟の破滅しかあり得ない。三木谷浩史は球界の従来の常識を破壊したかったのかも知れないが、その前にわれわれが言わなければならないことがあって、それは三木谷浩史が野球を全然知らないという問題である。

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# by thessalonike2 | 2005-09-28 23:13 | プロ野球・WBC関連 (7)
「自民党は分かりやすかった」の構造 - 客観認識と価値判断
e0079739_1155174.jpg「自民党の政策の方がわかりやすかった」という言説には三つのフェーズがある。第一はマスコミが見せる小泉劇場の演技と演出に説得され、その演出政治が強調する善悪の対抗図式を単純に「わかりやすい」と判断して、深く考えることなく「祭事」に踊らされてしまった無党派の者。第二は従来からの自民党(保守系党派)支持者であり、小泉自民党への支持を表明する上で便利な口上として「わかりやすい」を口にする者。第三に、それが本当は「わかりにくい」ものである政治的事実を十分に承知しながら、小泉自民党を勝利させるための言説装置として「わかりやすい」を意図的に連発して世論を誘導した確信犯のマスコミである。「郵政民営化」の政治というのは決して「わかりやすい」問題ではなかった。選挙中を通じてそれを理性的に論理で全体を説明した者は一人もいない。選挙中に「郵政民営化」をめぐって放たれた言葉は、悉くスローガンであり、ディベートであり、票を奪い合うための政治言語だった。エコノミストである松原聡や伊藤洋一の「郵政民営化」こそが、最も政治臭を放つ操作と扇動のプロパガンダだった。

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# by thessalonike2 | 2005-09-27 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
「無党派層」の真実 - 自民党は本当に「分かりやすかった」のか
e0079739_11561522.jpg今回の選挙を通じてずっと心に引っ掛かっている問題として、「自民党の方が政策が分かりやすかった」「小泉首相が争点を明確にしたから分かりやすかった」という話がある。テレビの報道番組が街を歩く若者にインタビューをして、選挙結果に対する感想を拾った映像で、この回答パターンがよく使われる。「自民党の方が分かりやすかった」、「分かりやすかったから投票した」。選挙結果確定後の現在は、そのことが既成事実として完全に塗り固められている。自民党は分かりやすい政策を主張したから有権者に理解され、民主党は逆に分かりにくい事ばかり並べていたという結論になっている。本当にそうだったのだろうか。本当に小泉首相と自民党の主張や政策は「分かりやすかった」のだろうか。そのようにマスコミや評論家が選挙の「事実」を固めるのを許してしまっていいのか。投票の一週間前までは、逆に「自民党の郵政民営化論は分かりにくい」とか、「何を言っているのかよく分からない」という声も拾われていたはずだ。五分五分だった。

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# by thessalonike2 | 2005-09-25 23:30 | 反小泉ブロガー同盟 (5)
似非ボナパルティズム - 没落させられる者が没落させる者を熱狂支持する
e0079739_1225778.jpg今回の総選挙の結果と経過について、選挙の翌日に、それを捕捉解読するキーワードとして「革命」と「ファシズム」の二つを挙げた。あの夜、朝まで眠れず悶々としながら、直観的に思い浮かんだ言葉であり、それぞれ掘り下げて分析と検討を加える必要があるけれど、その作業を飛ばして、さらに第三のキーワードを挙げてみたい。それは「ボナパルティズム」或いは「似非ボナパルティズム」である。これは政治学の古典的な概念だが、最近はあまり流行らない。昔はボナパルティズム論をよく耳にしたが、現在はこの概念を駆使して政治を説明できる学者も減ったし、ボナパルティズムの言葉で説明しなければならない現実や現象が地上から姿を隠していた。古臭い感じがしてためらった。で、思うのだが、これから本屋でファシズム関係の本が売れるのではないだろうか。日本の思想状況の変化に敏感なアンテナを持っている神田三省堂本店の四階あたりで、そういう品揃と陳列になるのではないかと予想する。

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# by thessalonike2 | 2005-09-23 23:30 | 改革ファシズム (14)
アカデミーの官僚化と脱戦後民主主義 - 脱構築とエゴイズム
e0079739_12435428.jpg岩波新書『政治改革』を買って読んだのは今から12年前のことだが、これを読んだ頃から私は岩波新書を買うのをやめた。それ以前は、本屋に岩波新書の新刊が並ぶと、中身も見ずに衝動買いでパパッと二、三冊をレジに持って行くということがよくあった。著者の名前など知らなくても、岩波書店というブランドで中身を信用し、価値を期待して対価を支払っていたのである。ニ、三冊を鞄に入れて、読むか読まぬかは往復の電車の中での気分次第で、本棚に岩波新書の背表紙の列が増えるのは趣味として悪くなかった。が、山口二郎の『政治改革』を読んだ頃から一転した。自分が岩波書店とそのビジネスパートナーに「騙されて貢がされている」感覚を持ったからである。ブランドへの信仰が失墜した。岩波書店は、私の中では「戦後民主主義の良心と信念を持ったアカデミーの総本山」のはずだった。憲法の精神で日本を民主化する前衛だった。それが「政治改革」の詐術に便乗して小選挙区制のエバンジェリズムに一役買っていた。

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# by thessalonike2 | 2005-09-22 23:30 | プロフィール・その他 (15)
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